加賀ロータリークラブ 創立50周年記念誌

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- 足 跡
加賀ロータリークラブ沿革
2014( 平成26)年
5月18日
クラブ創立40周年記念式典
タイ王国ウボンラチャタニ県浄水器寄贈
2016( 平成28)年
7月 1日
堀井 隆栄君 石川第2分区ガバナー補佐就任
2017( 平成29)年
4月 9日
地区研修・協議会ホスト
2017( 平成29)年
7月 1日
下口 幸雄君 地区ガバナー就任
2017( 平成29)年
10月28~29日
2019( 令和 1)年
6月16日
地区大会ホスト
クラブ創立45周年記念式典
「紅白梅一式」加賀市医療センターに記念植樹
2021( 令和 3)年
12月15日
協力団体締結調印式(加賀RC・加賀JC・加賀YEG)
2023( 令和 5)年
11月3〜5日
2024( 令和 6)年
6月 2日
北陸新幹線フェスタ
(加賀JC・加賀YEGとの合同事業)
クラブ創立50周年記念式典
駅ピアノ
「KAgNON-かのん-」
を加賀温泉駅 加賀市都市施設へ寄贈
北陸新幹線 加賀温泉駅開業に合わせYouTuber ハラミちゃんのミニコンサートを開催
追憶(加賀RC5周年記念誌より)
創立5周年記念事業
「市中央公園千本桜」の計画
加賀市の新しい名所として、
「加賀中央公園」が今度新しくオープンされる事になりました。
非常に広大な敷地、見晴らしの良い高台、そしてスポーツにキャンプに更に四季折々の
散策等、六万市民の熱いの場所として今から大きな期待がかけられております。私共ロー
タリークラブは、この大公園を我々市民の手で「桜の名所」にしようと広く呼び掛ける事と
しました。失われゆく緑の保全。ロータリークラブの事業計画の中にも、最近とくに環境保
全の問題がとりあげられ、各地ロータリークラブもそれぞれ運動を展開されておられる様で
す。折りしも当クラプ創立5周年を迎え、その記念事業としてもこの植樹運動は好適と全
会員の賛同を得、早速計画の骨子を検討いたしました。
先ずこのプロジェクトは、ロータリークラブが主唱して、市民参加の奉仕活動を、特に環境保全について一般地域社会に広
く認識を求める事を基と致しました。ややもするとロータリーの社会奉仕事業が地域社会の理解度を得られず、クラブ単独の、
クラブ内の自己満足に終止するにとどまる計画もしばしば。地域に透け込んだ活動こそ真のロータリー活動であると会員の意
見の一致を見た次第です,創立5周年記念委員長の堀井隆俊君をチーフに、雪どけの3月頃工事のブルドーザーの右往左往
する現場を何回となく調査に参りました。施行する市当局もこの計画に大きく共嗚、青写真の上に桜並木が朱筆で記入され
たのはまもなくの事でした。工事の進涉から5年間で千本の植樹が可能と聞き、今更ながら広大な敷地に驚いた次第です。
現在市民の桜の名所として古くからなじまれて来た各所は、もはや周囲の環境の変化と共にその面影を薄くしつつあります。
この中央公園に千本もの桜並木が出来上り、満開になったその景観を想像する時、我々ロータリーアンの胸が高なるのを覚
えるのです。私共は次の方法で一般市民に呼びかけました。
「あなたが、そしてあなたの家族が、グループが、そして会社が何かの記念に植樹をなさいませんか。ロータリークラブがお手
伝いしましょう」と。結婚、誕生、開店等々、又町内会、青年団等の団体での集団植樹、それぞれいろんなきっかけに、
自分達の思い出にとPRを進めました。苗木の前には寄付者の名前を記入した立札を立てる事も決めました。クラブ内では、
従来の結婚、誕生の記念品をこの苗木に代えて植樹する事に、親睦委員会でも決めていただきました。5周年記念事業費
の分と、会員の記念樹とで150本、一般市民へのキャンペーンの分、約50本、早くも第一期200本の目標もたち、好調なスター
トを切ったわけです。
手に手つないだロータリアンの輪が、更に一般市民へも連なり大きな社会の輪に広がって行くのだと思います。満開となった
千本桜の花の下で語り合う多くの市民、灯に映えた夜桜の下にぎやかな宴も又楽しく。そんな日の近からん事を夢見ながらこ
の計画を進めて参ります。
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