会長挨拶 2024

加賀ロータリークラブ

2024-2025運営方針

会長 向出 剛一

第51代会長 向出 剛一

クラブメッセージ 「咲かせよう友の輪」

~令和6年能登半島地震~

 令和6年元日に能登半島を襲った地震は、これまでに経験したことの無い大きな影響を各地に及ぼしました。
比較的影響の少なかった私たちの加賀においても、大きな混乱が生じ、それが収まらぬ内から、社会資本やライフライン、医療福祉関係などの会員は、特に甚大な被害を受けた能登の復旧や生活のサポートに向かいました。
さらに、被災された皆さんの2次避難の受け入れに尽力してくれた会員など、それぞれの職業を通して被災地の復旧にいち早く立ち上がりました。
職業を通した援助活動の意識を持った会員が多く存在する加賀ロータリークラブは、クラブとしても災害援助積立金を通して能登の復旧の一助となっています。
このような大規模な災害においては、復旧までに外部の多くの人の助けを必要とします。
その原動力となっているのは広範囲に渡るお互い様、互助の精神です。
また、被災地が復興に向かうには、その地域の皆さんの絆、信頼関係も重要です。
このどちらも兼ね備えているのは、大きな広がりと地域の結束をもつロータリークラブではないかと思いますし、そうなれるように日頃より不断の努力を行うことが大切だと感じています。

~51年目を迎えて~

このような環境の中、私たちのクラブは50周年の節目を迎えました。 多くの先輩会員の皆さんとその関係者の皆さんのおかげで、
今こうして活動できていることに感謝の念を抱きながら、さらにしなやかで強いクラブを目指して次の半世紀に向けて歩みだすことを発信しました。
このクラブが世の中に必要とされているか、この地域に必要とされているか、なによりも私たち自身が必要としているかを問いながら、しっかりと一歩を踏み出したいと思います。

~クラブメッセージ~

ロータリークラブの名前の由来となった例会の輪番制にちなんで、「友の輪」をクラブメッセージに入れさせていただきました。
大規模な災害などの万一の非常事態に備えるためにも、さらなる飛躍のためにも、まずクラブの結束が何よりも大切だということを皆さんと共有し、今年度最も重視していきたいと考えています。

~それぞれの目標設定~

そして、次節に本年度における加賀クラブとして、委員会として、もしくはロータリアン個人としての行動目標・数値目標を記しました。
皆様がそれぞれの目的をもって、例会、委員会、奉仕事業、炉辺会、友の会等を活用していただき、クラブに参加する意義を感じていただけるように努力して参ります。 会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

加賀RCビジョン
・奉仕に注力し 社会の一助とします
・親睦を重視し 仲間を大切にします
・活動を発信し 存在意義を示します

委員会運営方針

1.会場監督委員会

未だ、コロナ禍の影響を多少受けながらの例会運営が継続されることが想定される中でも、規律と秩序を守った例会を行います。
当クラブが放つ独特の“凛”とした空気が流れる時間を演出します。
新たな試みとして小委員会でグッドマナー向上委員会を設けます。
コロナ禍の影響や年代格差・思考の相違等から生じた課題の追求改善に努めていきます。挨拶に始まり、礼儀作法、節度ある振る舞い、地域を代表する職業人ロータリアンなら当たり前の事であります。コロナ禍で少々忘れかけた部分を取り戻す一助となる事を期待しております。

2.クラブ奉仕委員会
【親睦委員会】
会員相互の親睦はもちろん、レクレーション・クリスマス・創立記念同伴例会に参加して頂ける会員家族に対しても例年以上の企画運営を実践します。また、必要時には会場監督委員会グッドマナー小委員会と連携して研修会も行います。

【会員増強委員会】
純増5名の増強を達成します。又、同時に退会防止にも努める。50周年記念式典の際には、80名にする。

【ロータリー情報研修員会】
・各事業に対する事前案内等を、各マスコミへ発信して行きます。
ロータリークラブがより地域へ奉仕する姿・事業を取り上げて頂き知名度アップを図る。
・会員のメークアップ助成の一環として研修会・勉強会を企画する。

【友好推進委員会】
長引くコロナ禍の影響で友好姉妹クラブとの交流も滞り、近隣クラブとの行き来も制限を受けてきた中で、状況判断をしながら、再開に向けた動きを推進して行きます。

3.職業社会奉仕委員会
【職業奉仕委員会】
・通年事業の松林再生事業・職場訪問例会は、継続して行う。
・3年目を迎える加賀市青年経済人との交流(3団体合同例会)をよりスキルアップさせる。
新たな試みとして
・就業人口不足がより現実味を増す中、ロータリアン各事業所が、何かしらの情報発信や職場実習の機会の受け皿となりえないか、模索してみてはいかがでしょうか?関係団体と連携を深め、積極的に発信できるステージを作りたい。

【社会奉仕委員会】
・継続事業の加賀RC杯少年サッカー大会、加賀市管楽器等ソロコンテストの両事業をクラブ内50周年事業とし例年より内容のグレードアップを図る。
・3年目を迎える加賀温泉駅おもてなし事業に関しては、いよいよ開通の年を迎え、充実した企画・運営を目指すものとする。
綿密な計画・立案を促し、スムーズに本番臨戦体制を組む。

4.国際奉仕委員会
・第2610地区ロータリー財団寄付目標一人当たり$150達成に向けて努力する。
・米山・財団への寄付の取りまとめ。
・若手会員、未寄付会員への寄付を念頭においた、積立金制度の認知・周知をより一層啓発させる。

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